【シーバス釣行記】2021年8月3日河川河口。シーバスはイナッコが好きじゃないのか?

釣行記

 釣りに行く前は釣り場の天気潮位を調べていきましょう。

 釣れない日々が続く。最近の魚を身近に感じたのは「スレ掛かりの鯉」のみだ。だが諦めずに釣りに行くのが釣り人だ。今回も河川河口に立つ。釣り場の状況を確認すると風が吹き水面は多少荒れていたが、「それでもわかるぐらいイナッコの群れが存在感を出していた」「ピチャピチャピチャ」と水面を弾いてる音がそこら中から聞こえる。河川一面にイナッコと思われる水面の変化が確認できる。大量のベイトだ。前日は同じような状況で釣れなかったが今日こそは釣れるだろう。釣り場についてそうそうテンションがあがる。

 潮は良くないが、前日より釣り人がいた。みんな釣りをしたかった日なのかもしれない。満潮の時間なので流れが上流へ向かっていると思ったら、前日同様河口へ向かって流れていた。やはり干満差が少ない日だと表層と底で流れが違う場所なのだと思われる。釣り場の状況も見えて来たので今回もラン&ガン!しながら上流へ向かっていく。

 橋の下のポイントに着くと先行者がいた。だが流れが抜ける側で釣りをしている。満潮の時間なので、流れが入る側の予定で釣りをしていたのだろう。だが今は満潮の時間でも河口へ向かって流れる逆転が発生しているのだ。空いていた流れが入る側のポイントにありつく。明暗部にドリフトを利用しながらルアーを通す。手前から奥まで3回に分けて探っていく。キャストが上手くないので弱、中、強!しか飛距離の調整ができないのだ。キャストがもっと上手くなりたいところだ。反応がなければ場所を少し移動して同じように探る。

 橋の下の明暗部で反応は得られなかった。大量のイナッコがいるので先へ行けばもしかしたら「シーバスのボイルに出会えるかもしれない」と考え上流へ移動する事にした。30歩ぐらい歩いたら上流へ向かってキャスト。30歩ぐらい歩いたら上流へ向かってキャスト。30歩ぐらい…

 反応がないまま河口から2kmほど離れた場所まできた。ここで異変が起きる。「イナッコの群れがいなくなったのだ」よく探せば小規模の群れがいるかもしれないが、イナッコの生命反応がぱたりとなくなった。逆にチャンスのような気もしてくるが、生命反応がある方が釣れる気がしてくるので、これ以上先へ行かずに引き返すことにした。

 戻りながら同じように歩いてはキャスト。歩いてはキャストを繰り返すがイナッコに当たる感覚しかない。なぜ釣れないのか?シーバスはこれだけイナッコがいるのに捕食しないのか?フィッシュイーターとは!とシーバスについて考え始める。単純にお腹がいっぱいで餌を探していない事も考えられるが、そもそもイナッコを食べているかが重要なので、「夏の時期シーバスは何を捕食しているのか調べてみる。」

 調べた結果、「イナッコ」もちゃんと捕食対象としているようだ。他には「カタクチイワシ」、「サヨリ」、「ハゼ」、「サッパ」と様々な魚を捕食している。中でもメインで食べていると考えられているのが「カタクチイワシ」だ。河川に大量にいた「イナッコ」は好んで捕食していないのかもしれない。試行回数を増やして確かめたいところである。私が下手で釣れない事も間違いないが、見かける釣り人が釣っている姿も目撃しないので可能性はそこそこあるだろう。

 今後の釣果に影響しそうなので、シーバスが捕食している魚について詳しく調べる事にする。まずは好んで食べていると言われている「カタクチイワシ」と大量にいた「イナッコ」を調べる。すると納得の事実が浮かび上がってくる。

 「カタクチイワシ」は100gあたり約190kcal「イナッコ(ボラ)」は100gあたり約130lcalとカロリーに大きな違いがあった。

 野生動物は接種できるエネルギーの違いはシビアだと考える。狩りが成功しないと、いつご飯にありつけるかわからないからだ。狩る難易度が同じであれば効率よくエネルギー吸収できる方に行くと考えられる。もし私がいる河川の近くに大量の「カタクチイワシ」がいた場合、シーバスは河川に大量にいた「イナッコ」には目もくずに高カロリーな「カタクチイワシ」の捕食に勤しんでいる可能性は高い。他の魚も一応調べてみたが、「サヨリ(100gあたり約100kcal)」、「サッパ(100gあたり約120kcal」、「ハゼ(100gあたり約90kcal)」となっていた。「カタクチイワシ」が断トツで高カロリーな事実は変わらなかった。

 あとは捕食対象としている魚達の狩りの難易度が気になるところだ。だがしかし。こればかりは実際に狩る側に回ってみないとわからない。それか水中でシーバスの狩りの姿をじっと観察が思いつくが、シーバスを飼育していないといつ目撃できるかわからないレベルだ。シーバスを飼育している水族館があって餌付けを見れるところがあればよいのだが、見る方向で人気がある魚とは思えないので期待は薄いだろう。段々とシーバスを釣るための知識が理解が深まって来た。敵を倒すためには敵を知る。昔から言われている言葉だ。釣りをしていた時は敵について知らない事ばかりなのでボウズで帰っていたのは言うまでもない。

本日の記録

釣行場所

河川河口

潮は干潮から満潮に向かう途中。晴れ。風はそこそこ吹いていた。

釣行時間

20:30~23:00

長潮

釣れた魚

0匹

2021年累計釣果:1匹

ボウズ連続日数:8日

ロッド

DAIWA シーバスハンターX 96ft ML 7-35g PE#0.8-1.5

リール

DAIWA レグザ 4000 CXH PE#1 200m

ライン

エックスブレイド アップグレード X8 #1 22lb 200m

リーダー

DAIWA-紅牙リーダーEXⅡタイプF-3-12lb

スナップ

DAIWA-D-Snap-Sサイズ-30lb

ルアー

ima-sasuke-120-裂空-120mm-20g-マットチャート

2021年ロストルアー数:6個 

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