【シーバス釣行記】2022年10月08日。鶴見川下流。ゴミの通り道は流れの変化。

釣行記

 釣りに行く前は釣り場の天気潮位を調べていきましょう。

 前日はくっそ雨だった。そんな中くっそ釣りしていたくっそ人間な私だ。結果は釣れなかった。得られたのもの自然の力は楽しいことだ。めちゃめちゃ雨に打たれたが、安全な範囲で自然の力を体験するとわくわくする。野生の感覚がうずくというやつかもしれない。

 だが釣りに来たのに魚が釣れないと悔しい。最近は時間があれば釣りに行くことにしている。ここのところ鶴見川にはコノシロが結構入ってきている。コノシロを追いかけてスズキも入ってきているのではないかと考えて釣りをしているがまー釣れない。

 夏の時期は暑かったので、まるまる3ヶ月釣りをしていなかった。感覚が鈍っているのかと思いたいところだが元々釣りはうまくない私だ。こんな私が釣るためには釣りをする時間を長くするしかない。

 いつもは夜に出陣するが、本日は休日。夜はどこのポイントも釣り人だらけだろうと考え本日は昼からできればナイトゲームまでやろうかなと釣り場に向かう。

 釣り場につきいつもの場所からとことこ上流へ向かって歩きながらランガンで捜索を開始する。15時に釣り場について歩いた結果の話になるが、通り過ぎる橋にはどこも夕まずめ、ナイトゲームに向かってだと思われる釣り人が陣取っていた。休日は昼食、夜食を持って釣り場に朝から陣取らないと橋の下のポイントは取れないのかもしれない。

 大体こんな状況はわかっていたが、こんな日はオープンエリアを捜索するしかない。オープンエリアは捜索範囲が広いと思われがちだが、そこそこ通うとオープンエリアの中でも釣れる可能性が高い場所がわかったりする。そんな場所は地形の変化、流れの変化がある場所になる。

 時間はまだまだデイゲームの時間なので、まずは鬼丸20gで捜索を開始する。やっぱりブルブルしないとね。

 投げる。表層ブルブル。たまに竿ちょんちょん。投げる底取る。ブルブル。またに竿ちょんちょん。で投げる方向を満足いくまで変更して反応がなければ上流側へ向かって歩くを繰り返す。

 時々ベイトの反応があるが、スズキの反応はない。いつも通りだ。釣れないことがいつも通りはなんだか悲しくなる話だ。ちくしょう。

 上流へ向かって歩くといつも引き返す橋が見えた。当然だが橋の下には人がついている。手前のオープンエリアでの勝負となるが、実はここの場所は夕まずめで実績がある場所だったりする。

 狙い方は魚道(魚の通り道)だ。鶴見川で魚道となる場所は壁際か流心の左右にある流れが大体魚道になっている。この流れは雨の次の日のようにゴミが川に流れている日だとゴミがやけに流れている場所だったりする。

 ここでルアーを変更する。デイゲームでは最高のポテンシャルを発揮するVJ-16だ。コアマンさん。頼みますもっと出荷してください。買えないんです。それでもストラクチャーにぶつけたりしてよく壊しているんです。頭がへこんだVJはVJしてくれないんです。もっと欲しいです。お願いします。

 今日は水に濁りが出てきているので、表層を1秒で1~1.5回転ぐらいでいつもより気持ち遅めで巻く。投げる方向をアップ、クロス、ダウンと変更しながら捜索するが反応はない。まだ時合ではないのか?巻いていたルアーが見えてくる。回収する際にリールの巻き速度を緩める。ルアーがスーッっと一瞬沈む姿が見えた

 これだ。

 VJは強力なルアーなのでただ巻きするだけでよい。ナチュラルな動きをしてくれるし柔らかいワーム素材ということもあり、水の流れの影響でルアーが勝手に揺らぎ食わせの間になる。だが時には人の手で食わせの間をあえて作るのも大切じゃないかと思ったのだ。

 VJの邪魔をしないで人の手で入れるアクション。そう。ストップアンドゴーだ。ただ巻きをしながら一瞬巻くのをやめるか巻く速度を緩める。これだけだがルアーは一瞬スッと底に向かって落ちる。この一瞬がとても大切だと思う。獲物を狙うハンターに隙を演出するのだ。弱っていると思わせるのだ。

  カツンッググン

 ヒットだ!

 バシャバシャ!元気よくエラ洗いする魚体。間違いなくスズキだ!久々のファイトなのでやり取りを若干忘れている。とりあえずテンションを抜かないようにリールを巻くことをやめないようにする。

 サイズはそこまでではなかったので、じわり。じわりと寄せてこれた。残るはタモ入れだ。タモの出し方はタモの網を新調した際に無駄に練習取済みなので自信がある。折り畳みのタモをフレームの重さを利用してパキッと伸ばし使える状態にしたら伸縮部分を出すために上に振る。これであとは水に向かって伸ばすだけだ。

 網が柄にこんがらがってる!!

 網が柄につけてある腰掛の部分とこんがらがって伸縮部分が伸びない!これでは固定タモだ!どう考えても片手ではこの絡みを治すことができない。タモ折ってやろうかと思うぐらい腹が立ったが、悪いのはタモではなく伸ばす前に柄に絡まっていた事に気が付かなかった私である。家に帰ったら自分を殴るとしよう。

 タモが終わってるので抜き上げようかと考えたが魚のサイズ。VJのフックサイズを考えるとあげた瞬間に身切れする可能性がある。ちくしょう。なぜ久々に釣れた時にめんどくさいトラブルが起きるのだろうか。

 こんがらがったタモを見ていると今ヒットした魚を入れられるぐらいのスペースはあると気が付く。潮位も足場から5cm下だったので、伸縮タモを伸ばさなくても届く。これならいける。魚を操作して固定タモ()に誘導する。

 なんとかランディングに成功だ。55cmのフッコだった。久々のファイトだったので楽しかった。ありがとう。ランディングに若干時間がかかったが、回遊してきたばかりだと思われるヒレピン個体の元気なフッコさんだったので少しの蘇生で無事に水に帰ってくれた。よかった。

 釣れたのは夕まずめの時間だったので群れで入っていればチャンスはあるとしばし粘ったがそれから釣れることはなかった。鶴見川は川に入ってくる個体数が少ないのだと感じる。

本日の記録

釣行場所

鶴見川下流

釣行時間

15:00~18;00

中潮

釣れた魚

16:51 フッコ 55cm オープンエリア VJ-16 表層ストップアンドゴー 

2022年シーバス累計釣果:7匹

ロッド

DAIWA-LABRAX-86ML-7-35g-PE-0.6-1.5

リール

DAIWA-セルテート-4000-CXH-PE1.5-200m

ライン

エックスブレイド-アップグレード-X8-1-22lb-200m

リーダー

ARIVAS-SHOCK-READER-20LB-scaled

スナップ

DAIWA-D-Snap-M-45lb

ルアー

COREMAN-VJ-16-90mm-16g-ピンクヘッド/ピンクパール(ヒット)

年間ルアーロスト数:1個

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