【シーバス釣行記】2021年7月23日河川河口。ハクの下を探る。

目次

釣行記

 釣りに行く前は釣り場の天気潮位を調べていきましょう。

 夜にいつもの河川に来た。前日は下流から上流へ向かって捜索した。今日は河口から上流に向かって捜索をしてくことにした。行く時間が干潮の時間なので流れが河口部に向かっていくのが理由だ。河川は流れに向かって投げてルアーを流れに乗せながら泳がすのがよいらしいので、上流へ向かってルアーを投げればルアーは流れに乗っかり帰ってくるようにしたのだ。

 準備をしている間にパラパラと小雨が降って来た。強くなったら帰るしかないが、まだ大丈夫なレベルなので釣りをする。まずは75mmのリップレスミノーで探る事にする。最近目撃した小魚のサイズが小さいので、ルアーも小さい物を利用するようにしている。私がいる河川だと50mm~70mmぐらいのハク(ボラの稚魚)が群れで泳いでいるのをよくみる。

 今回の捜索方法は川縁へルアーを投げてリールを一周1秒ぐらいで巻く。反応がなかったら流れに向かって斜めに投げてリールを同じように巻く。反応がなければ20歩上流へ向かって移動するを繰り返してシーバスを捜索する。河口部に近いので流れが速く、ルアーは右へ投げても帰ってくるときは左から帰ってくる。

 反応なく段々と上流へ向かっていく。上流へ向かう途中で鉄橋があるが鉄橋に街灯はなく、明暗部はないので少しだけ捜索して先に進む。先の方には街灯がある橋がある。橋の方を見ると釣り人がいなかった。私とすれ違いで2人の釣り人が帰っていったのでもう探られた後かもしれないが、チャンスかもしれないので橋の明暗部を狙うことにした。

 最初は橋から見て流れが抜ける側に立ち、明暗部の先へ向かって手前からルアーを投げる。明暗部を捜索する時は手前から捜索したほうがよいと最近学習した。奥から捜索して釣れた場合、手前のシーバスを散らしてしまう可能性があるようだ。学習した内容通りに段々と奥へ向かってルアーを投げるが反応がない。流れの影響であまり明暗部を通せていないのがダメなのかもしれない。

 次は橋から見て流れが入ってくる側に立ち。捜索を続ける。まずは橋の下から流れに向かって手前から捜索する。ルアーが着水してからリールを1周1秒程度でただ巻きする。奥の方まで捜索したが反応はなかった。明暗部にはハクが群れで泳いでいたので釣れそうな気はしてくる。

 せっかくの好ポイントなので丁寧に捜索しようと5mほど移動して次は「ドリフト」と呼ばれる釣法をしてみることにした。明暗部から3mぐらい離れた場所にルアーを投げて、ルアーをただ流れに乗せて明暗部に通す。反応がなければルアーを回収する方法だ。この方法を試すのは初めてなのでやり方は違うかもしれない。手探りで手前から奥まで丁寧に探ってみるが反応はない。

 表層にハクがいるのにシーバスの捕食音がないのは水深が違うのでは?と思い始め、80mmのシンキングミノーで水深を下げて捜索してみることにした。シンキングミノーだとドリフトしている間にそこにつき根掛かりする危険があるので、着水してから竿を下げ1周1秒程度でリールをただ巻きする。

 明暗部の3mぐらい離れたところにルアーを投げて手前から探る。ルアーの泳ぎは流れに逆らう形になるが、ずっと見えているハクの群れは流れに逆らって同じ場所に留まっているので問題ない気もする。しばらく投げていると釣り船が橋に向かってくるのが見えた。夜も遅い時間なのにまだ釣り船いるんだなと思うと同時に「あれは橋の下を通れるのかな?」と思う。やっぱり微妙みたいで橋の下でいったん停止して船の高さと橋の高さを確認していた。どうするのかなとみていたら、船の上についてたライトを畳み無事に橋の下を通過していった。めでたしめでたし。

 船が通った事により魚が散ってしまったかもしれないが、船が通過した後は潮目のように流れが変わっていた。チャンスなのかもしれないとも思い。捜索を続ける。船が通過したところぐらいにルアーを投げただ巻きをする。なんとなくリールの巻く速度を目で確認しながら巻いていたら。「巻く速度が速すぎるのかもしれない。」と思いはじめ、巻く速度を1周1.5~2秒ぐらいかけて巻くことにした。リールの回す部分を上に向け、確認しながらリールを巻いていたので竿は中段程度の構えになる。問題はないだろう。1投目は反応なくルアーが帰って来た。

 引き続き船が通過した先へルアーを投げ数回リールを巻いたその時

 ズンッ!

 竿に重さが乗る。私は竿を引く!

 震える竿先。私は確信する「これは魚の引きだと」

 まだ魚種はわからないが魚なのは間違いない!かなりの重さが竿先に乗っかり、リールを巻いても「ジリ、ジリ」とわずかながらドラグが鳴る音がする。ここでリールを新しくした性能を体感する。パワフルに魚を引き寄せることができるのだ。昔使っていたリールではここまで魚をギュンギュン引き寄せる事は出来なかった記憶がある。段々と近寄ってくる魚な。魚種は何なのかとわくわくし始める私。もう少し。もう少しだ…

 バシャシャシャシャシャ!!

 水面を激しくエラ洗いする魚が見えた!間違いない!シーバスだ!

 シーバスだとわかり嬉しくなったが、エラ洗いでルアーが外れてしまっては大変だ。慎重にシーバスを引き寄せる。だが久々のシーバスなので対処が上手くいかない。近くまで寄せてまたもエラ洗い!バシャバシャ!と大きな音を立てるシーバス!寄せてから更に暴れ始め「ジリリリリリリリ!」とドラグが鳴る!だが手前は浅瀬になっており、沈んでいるゴミに引っかかったらラインブレイクの可能性がある。強引に表層までシーバスを上げる。表層に来るとエラ洗いで攻撃にの手を緩めないシーバス!久々の相手にしてはかなりの強者だ!竿でシーバスを誘導しながらジワリ。ジワリ。と体力を奪っていく。少しおとなしくなり、残すは緊張のタモ入れのみ。一人で竿を持ちながらタモ入れは中々難しい。大は小を兼ねると私が持っているタモは6m伸びるものだ。私が今いる場所は柵はあるものの、地上から水まで20cmぐらいの場所なので長いタモがとても使いにく!魚を少しだけ沖の方へ行かせ、タモを伸ばすことで使いにくさを少しだけ解決する。そして無事にタモ入れ成功。

 約67cmのシーバス。捜索し始めてから12日目。ついに出会うことができた。よいサイズでとても嬉しい。フックは残り一本でつながりあと一歩タモ入れが遅ければ外れていただろう。危ないところだった。久々なのでもうしばらく眺めていたいところだが、地上に長居をさせてはシーバスが弱ってしまう。写真撮影後、迅速にフックを外しタモに入れたまた水に返しゆらゆらと揺らしてエラに水を送り込む。「バシャバシャ!」とヒレをなびかせ元気よく水に帰っていった。ありがとう。大きくなったらまた遊んでおくれ。

 1匹連れてから30分ほど同じように釣りをしたが反応はなかった。1匹釣れたので私は満足しながら家にかえるのであった。

本日の記録

釣行場所

河川河口

潮は満潮から干潮に向かう途中。風はほぼ吹いていない。天気は曇り。

釣行時間

20:30~22:00

大潮

釣れた魚

1匹

21時22分:シーバス 67cm

 橋の明暗部 3m横投げ 流れに乗せ明暗部通過 80mmシンキングミノー 竿は中段構え ただ巻き(1周1.5~2秒)

2021年累計釣果:1匹

ボウズ連続日数:0日

ロッド

DAIWA シーバスハンターX 96ft ML 7-35g PE#0.8-1.5

リール

DAIWA レグザ 4000 CXH PE#1 200m

ライン

エックスブレイド アップグレード X8 #1 22lb 200m

リーダー

DAIWA-紅牙リーダーEXⅡタイプF-3-12lb

スナップ

Maria-ファイターズスナップ-000-15kg

ルアー

SHIMANO-サイレントアサシン-80mm-10g-S-キョウリンPC(本日のヒットルアー)

ima sasuke SF-75 75mm 6g F コットンキャンディー

2021年ロストルアー数:6個

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