【シーバス釣行記】2021年7月22日河川下流。地形を探る。

釣行記

 釣りに行く前は釣り場の天気潮位を調べていきましょう。

 シーバスに出会えない日々が続く。彼らはどこにいるのだろうか。水の中は覗けないので検討が使ない。ボラみたいに水面をバシャバシャ跳ねてくれればわかりやすいのに。シーバスはボラのように目立ちたがり屋ではないのだろう。目立ちがり屋ではない?そうだ、シーバスが釣れる時は水深が中層より下の方が多かった。彼らは恥ずかしがり屋なのだ。

 水深を探る時は水の状況が目で見て分かりやすい方がよいと考え、明るい時間に釣行に行く。場所はいつも行く河川の下流だ。前日は河口に向かって歩きながら釣りをしていたので、今日は上流に向かって歩きながら釣りをする。使うルアーはスピンテールだ。明るい時間にはかなり実績があるルアーだ。昔はバス釣りで使うスピナーベイトでしか見なかった回転するブレイドが付いているルアー。私にも今までそこそこシーバスに出会わせてくれている。

 まずは岸際の水深を測る。ルアーを水につけベールを返し底に着くまでの秒数を計る。1…2…トン。と岸際は2秒でそこまでルアーが付いた。思ったより水深がある。次はキャストして河川の真ん中ぐらいの水深を調べる。ルアーの着水音とともにカウントを始める。1…2…3…4…5…6…トン。6秒でそこに着く。岸際の3倍水深がある。岸際と一定の水深ではないという事は駆け上がり地形になっているのだろう。駆け上がりになっている場所にはシーバスがいるという情報もある。

 勝手なイメージだがメリハリがない場所だと岸際から次の岸際が切りのいい場所だと思う。メリハリがある場所だと、岸際から次に切りがいい場所が湾曲の最深部になるのだろう。湾曲している地形だと重力の関係で最深部に物が集まるのも関係するのかもしれない。

 駆け上がり地形も傾斜がきついほどシーバスがいる可能性が高いようだ。緩やかより激しい方が好みなのだろう。水の中をイメージしながら釣りをする。これも釣りの醍醐味だろう。段々と秒数を数えるのが楽しくなってきた。シーバスに出会いたい気持ちで始めたことだが、いつのまにか地形調査が目的になってきている私がいた。

 歩きながら先の地形を調べていくと、底に着くまで11秒掛かる場所があった。そこから先へ進むと底に着くまで10秒、9秒と段々と時間が早くなっていく。ここの地形はシーバスがいる可能性が高い地形かもしれない。夢中になり先へ進むと橋が見えて来た。とてもシーバスがいそうな橋の形をしていたが、工事中で橋の下には行く事ができなかった。

 切もいいので来た道を折り返し、キャストしては底を取り、リールを1周1秒程度で巻きながら歩いていく。たまーにルアーの後ろを魚が付いてくるのが見えた。魚が付いてくるという事は仲間に思う、興味がある、餌!のいづれかだと思うがどちらにせよ効果的なルアーだという事がわかる。

 時間も立ち、「日が落ちて来たな」と考えながらボーっとリールを巻いていたら。

 ガッ!!

 竿に重さが乗る。ボーッとして思考停止していたので反射的に合わせる。焦る事はない。ただの根掛かりだ。やってしまった。合わせたことで深く引っかかってしまったかもしれない。前日にルアーを根掛かりでロストしているので今日はロストしたくないと、根掛かりを外そうと頑張るが一向に外れる気配はない。粘る。粘る。粘る。

 外れない。最終手段の糸を引くしかなくなる。じわり。じわりと糸に力を掛けていく。「外れろ。外れろ。」…「プツン。」今回も願い届かずラインが切れてしまった。地形調査中に同じ場所でキャストしていたが根掛かりはしなかった。ボーッとして巻く速度が落ちたことによりルアーのトレース位置が変わったのだろう。底を取る時はリールの巻く速度、竿の角度を気を付けながら釣りをしなくては。

 さぁ。家に帰ろう。夕暮れ時もあってか清々しくボウズだ。

本日の記録

釣行場所

河川下流

潮は満潮から干潮に向かう途中。風はほぼ吹いていない。

釣行時間

17:00~19:00

中潮

釣れた魚

0匹

ボウズ連続日数:9日

ロッド

DAIWA シーバスハンターX 96ft ML 7-35g PE#0.8-1.5

リール

DAIWA レグザ 4000 CXH PE#1 200m

ライン

エックスブレイド アップグレード X8 #1 22lb 200m

リーダー

DAIWA-紅牙リーダーEXⅡタイプF-3-12lb

スナップ

Maria-ファイターズスナップ-000-15kg

ルアー

COREMAN-PB-13-パワーブレード-95mm-13g-S-アカキン(ロスト)

2021年ロストルアー数:6個

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