皆様釣りの際にタモの持ち歩きはどうしていますか?あまり場所を移動しない釣りの場合はその辺に置く。歩く場合は背中に背負う。腰に掛けるなど持ち運び方法は沢山あると思います。私はシーバス釣りでちょこちょこ移動しながら釣りをするので腰へ掛けて持ち運んでいます。この際に「タモの付け根が折れ曲がってくれる機構」があると便利なのです。
折り畳み機構付きがセットになっているタモも売っているかと思いますが、私が買ったタモは折り畳み機構が付いていなかったので後付けで買いました。メーカーはアルファタックルの物で、値段は3000円ほどでした。購入して早速タモに装備してコンパクトに収納できるタモを見て嬉しくなりました。世の中には便利な物があるものだと。
タモがコンパクトになったお陰で、タモを腰に掛けることができるようになりました。いつも近場に置いていたタモを持つ動作がなくなったので、機動力が上がりガンガン歩いてシーバスを狙うスタイルの実現。そう。ラン&ガンだ!まあ釣れないのでただ散歩しているみたいなもんなんですけどね。
そんな感じで日々釣りをして「さて次はどこに行こうかと」と考えながら道具を何気なく確認していた時、タモがおかしい事に気が付く。
折り畳み部分が動かねぇ…
なんだ?全く開こうとしない…魚を全く入れていないので反抗期か…
などと冗談はさておき原因を探っていくと
ジョイントをロックするためのスライド部分の下のネジが飛び出ていました。購入してから触れたこともない箇所だったので、歩いた振動で緩んだのだと思われます。原因が分かったのでネジを締めジョイント部分が正常に稼働するようになりめでたしめでたし。とはならなかったのです。
ジョイント部分で一番大事だと思われる結合部分の箇所でピンが飛び出ていたのです。「なんこれ?」と思い調べていくと…
ピンがはずれジョイント部分は見事にバラバラになったのでした。
なんこれ!
購入してから1ヵ月程度しかたっていないのと、自慢じゃないですが魚が釣れていないのでジョイント部分はほぼ稼働していません。たまに家でランディングのイメージをする際に開くぐらいです。それなのに部品が外れバラバラになってしましました。外れたピンを確認してみるとネジ式になっていたので、スライド部分のネジと同様に歩いた際の振動で段々と緩み元栓が外れてしまったんでしょう。元栓部分はネジ式なので修理できる可能性は感じます。
だがしかし。ネジ式であれば修理しても今後も同じ使い方をしたらいつかまた外れる可能性があると考え、修理するよりは「結合箇所が打ち込み式」になっている物に買い替える結論となりました。アルファタックル製のタモの折り畳みジョイントは私の使い方にはあっていなかったようです。タモの折り畳みジョイントを購入する際は下記言葉を思い出すと良いでしょう。
ネジは振動に弱い。