【神奈川】寄マス釣り場から歩くシダンゴ山。寄の自然に溢れた街並みがとてもよかった。【松田町】

 こんにちは。泊まってゆっくりしたい場所。ただのです。

 はい。前回標高が高い山へ行ったので、今回は登り易そうな山へ行きたかった私。神奈川の秦野周辺で最近は山を探してるのですが、行きにくそうな場所や登るのに時間がかかりそうな場所が結構あります。私は行きやすく登り易い山を探すので条件に合う場所を探すのが大変だったりします。そして勝手に厳しい条件を通過して今回行く山は神奈川県松田町にある「シダンゴ山」に決定しました。「シダンゴ山」は標高758mと軽く登るにはちょうどよさそうだと感じました。あと名前が良いですよね。名前の由来は昔「シダンゴ」という名の仙人が住んでいたからだそうな。なんだかわくわくしますね。

駐車場

 今回も車で近くまで行くので、駐車場を利用します。利用させてもらったのが「寄マス釣場」となります。本当は近くに「寄登山口用駐車場」という無料駐車場があるのですが、私が行った日は閉鎖されており利用できませんでした。どうしようかと途方に暮れ地図で駐車場が借りられそうな場所を探していきつきました。ハイキングだけでも駐車場を借りられます。助かりました。ちなみに利用料は1日500円です。ここで寄についてのパンフレットを貰えるのであえて行くのも良いかもしれません。

歩く予定の道

 頂いたパンフレットに私が歩こうと思っていた道が乗っていたので利用させてもらいます。このパンフレットに乗っている「青い道」の「シダンゴ山」が今回私が歩こうと考えていた道です。寄マス釣場からも行けるような道になっています。予定した場所よりちょっと離れていますが、10分程度の違いです。

実際に歩いた道

 こちらが実際に歩いた道です。もらったパンフレットに記載されていたルートを参考に右回りで「シダンゴ山」へ歩きました。道の記録は最近利用しているスマートウォッチの「Suunto7」のアプリを利用しています。あとで見るとこんな道歩いたんだとわかり結構面白いです。あと道が記録されているので迷子防止もできます。山歩きするにはとても便利な時計だと感じます。

 はい。「Suunto7」はまた別の機会に記事にしたいと考えます。今回の話に戻りますが、私が歩いた道はまず「宮地山」に登ってから山を下り、また登るので「シダンゴ山」に到着するのにかなり時間がかかっています。

ハイキングコース入口

 寄マス釣場から田代橋まで行くとハイキングコースの標識が立っています。いつも山に行こうと思ったときに一番探すのがハイキングコースの第一標識なのは私だけではないはずです。このように行ったとき残しておけば次回行くときに悩む事がありません。第一標識を発見した時は凄く安心する私です。

宮地山へ向かう

 標識をたどっていくと山道に到着します。田代橋からここまでは舗装されている道なので歩きやすいです。ただ坂道なので普通に体力を奪われます。ここから「シダンゴ山」へ向かうにはまず「宮地山」を通過する必要があります。山を2個味わえるとなんだか得した気分です。その分高低がある道になるので自分の体力と相談でもありますが

落ち葉で道がよくわからない

 落ち葉が沢山落ちている箇所があり、道がよくわからない場所があります。落ち葉をわしゃわしゃ踏んで歩くのも楽しいのですが普通に困ります。山登りする時は誰かが歩いた場所を目印に歩くのが基本だと考えていますが、こういった場合は道っぽい道を歩くしかありません。上を目指していけば山の一番高い場所へはたどり着けると思うので、道どこだろうなと思ったら、とりあえず歩きやすそうな場所を通り上を目指します。

宮地山到着

 宮地山山頂に到着です。山頂には特に何もありません。少し寂しかったです。区切りの場所で休憩するのは好きなのですが、見る景色も特にないので、単純に木に囲まれて酸素いっぱい吸うぐらいになります。おとなしくシタンゴ山へ向かいます。

シタンゴ山へ向かう

 宮地山をあとにし、シタンゴ山方面へ歩きます。途中で分かれ道があり、左へ行けばシタンゴ山、右へ行けば山を下れる道になります。私はどちらの道も見てみたかったので、まず右へ行き下ってからシダンゴ山を目指し、帰りに右側の道を通るルートで回ることにしました。これでかなり時間が掛かることになりました。一度下ってまた登るので当たり前ですが。

猪防護壁1

 結構下ったあたりで猪防護壁があります。防護壁を見るとなぜだかわくわくします。入っちゃいけない場所に入ったような感覚ですね。冒険している感覚ともいうのでしょうか?男のロマンみたいなものです。はい。意味わからない事を一頻り言い終わったので先へ進みます。

皆が使った自然のストック。相棒!!

 山を下り終え、舗装路に行く道でどう見ても故意的に立てかけられている木の棒達がありました。これは間違いなく山中で木の棒を拾いストックとして利用した後にお礼を言いつつ立てかけられた自然のストックに違いありません!!私も山の中でよくやります。少し足が辛くなってきた時や道が険しい時に利用します。その日限りの相棒ですが私の心に刻まれます。この日もシタンゴ山に到着した後に帰る時に自然の木のストックを利用させてもらいました。ありがとう相棒!!

舗装路から再度シタンゴ山を目指す

 舗装路を通過して再度シタンゴ山を目指します。この時点で結構疲れていますが当初の目標を達成しないわけにもいかないので頑張ります。途中で松田町に住んでいると思われる子供達が遊んでいたのですが、子供達は私が横を通過する際に「こんにちは」と挨拶をしてくれました。普段都心部に住んでいるとよそ様の子供に挨拶されるような事はありません。人の暖かさが都心部はどんどんと薄れていると感じますが、こういった自然が沢山ある場所にはまだ人の暖かさがあふれているのだと感じます。私も「こんにちは」と返しシタンゴ山へ向かいます。

休憩場所とトイレ

 舗装路からシタンゴ山へ向かう途中で休憩場所とトイレがあります。ありがたいです。ここでゆっくりと態勢を整えてシタンゴ山へ向かうのが良いでしょう。ここからシタンゴ山へは舗装されている道がまだ続くのですが、凄く急な坂道で一気に体力を奪われます。

猪防護壁2(鉄壁バージョン)

 かなり頑丈そうな猪防護壁があります。鍵も上下2段式でした。ジュラシックパークの入口でしょうか?危険な感じがあふれています。実際に野生動物に遭遇したら震えますが、この鋼鉄の扉にはわくわくを隠せません。無骨な感じがとても良いです。なんだか扉マニアみたいですが、決して扉マニアではありません。扉を開け先へ進みます。

先が見えるけど終わりが見えない道

 ここか猪防護壁からかなり歩いた場所です。最後の難関です。上を見ると先が見えているのですが、長くて終わりが見えない道です。なんだか凄いですね。道もまっすぐなので坂も急になります。登山ルートだと結構ジグザクにゆるく登るようなルートが多いかと思います。ですがこの道はまっすぐです。根性の見せどころですね。走りたいところですが、既に体力の殆どを奪われていた私はゆっくり歩いて登りました。

シタンゴ山山頂到着

 無事シタンゴ山頂上へ到着です。最初の方で記載していますが到着まで2時間半かかりました。一度下らなければもっと早く着いたでしょう。頂上にはベンチが一つと画像のように石でできた置物と石碑があります。晴れている日だとここから富士山も見えるようですが、私が行った日は途中から曇りはじめ頂上に着いた時にはあまり景色が良くありませんでした。残念です。また次回来た時に期待ですね。

ただのポイント(5段階)

  • 登り易さ:★★★☆☆
  • 自然:★★★☆☆
  • 町の雰囲気:★★★★★

撮影した動画を編集しました。

コメントを残す