【シーバス釣行記】2022年06月04日。鶴見川下流。何か魚がいるとことを重点的に探る。

釣行記

 釣りに行く前は釣り場の天気潮位を調べていきましょう。

 昼に鶴見川に行く。いつも夜釣りをしているが、たまには明る時間から釣りをしたい。明るい時間の釣りは気分が良い。あと魚に出会えると嬉しい。

 まずはストラクチャー周りの元気な魚を探そうと、Booowin80s(Sミノー)を投げる。

 小さいがよく動いてくれるのでパイロットルアーに良いんじゃないかと最近よく使っているが、数回なげ、これじゃないなと感じ、昼の最強ルアーと言われているVJ-16(ジグヘッドワーム)に変更する。

 ストラクチャーのギリギリにキャストして表層〜中層当たりを探るが反応はない。ストラクチャーにはついていないようだ。ラン&ガンで魚がいそうな場所を探すとする。

 しばらく上流へ向かって歩きながら流れのヨレを中心に捜索したが魚の気配なはない。壁際にいるかも知れないとルアーをX-80SW(Sミノー)に変更してトゥイッチで探る。

 そして気がついたらキャスティングの練習に没頭していた。バックハンドキャスト、アンダーハンドキャスト、狭いスペースでも投げられるテイクバックのロッド反発を最大限に利用したキャストなど様々なキャストを存分に練習した。明るい時間だとよく見えるので練習がはかどる。

 キャスティング練習に満足したところで捜索を再開する。流芯付近で流れの変化がある場所に投げてジャーキングで探る。元気な奴を探すのだ。慎重に探るのは魚がいるとわかっている場所でなければ非効率なだけとなってしまう。

 そうして探っていると「コッ」と魚に当たるような感覚の場所を発見する。オープンエリアだが何度も魚に当たる感覚があるのでかなりの数の魚がいるみたいだ。ジャーキングだと追いきれないのかもしれない。ただ巻きだが昼のアピール力が抜群のPB-20(スピンテール)に変更する。

 同じ場所に投げると当たる感覚がかなりある。ジャーキングより反応は得られているがこれでもヒットは取れない。かなりの当たりを感じるので、ボラなどが群れで入りルアーにタックルしてきているのかもしれない。魚がこれだけ溜まっている場所であればシーバスも同じように溜まるのではないかと考える。

 シーバスがいたとすれば反応するルアーがあるはずと考え、ミニエント(バイブレーション)に変更してロッドを立て表層をただ巻きで捜索する。

 反応する感じはPB-20の時と変わらない。しばらく投げてみたが何もヒットはしない。時々竿が「グンッ」としなるがボラと思われる魚がタックルしてきているのか、シーバスのショートバイトなのかはわからない。シーバスだとすれば竿の反発で咥えきる前にルアーが取れているのかもしれない。ドラグをゆるゆるにする。ガツンと食ってくる魚であればドラグも強めでガツンと合わせた方が良いのだろうが、今日みたいな日は咥えるまでなるべく邪魔をしないようなセッティングが良いだろうと考えた。

 ルアーもVJ-16(ジグヘッドワーム)に変更してナチュラルに咥えてもらえるように探る。魚の反応は一番良くなり、当たりのような感覚が増える。流石鱸の餌と言われるだけのルアーだ。

 ロッドを立ててリールを1秒で1.5〜2回転ぐらいの速度で巻き表層を探る。

 ゴッ。ゴツゴツゴツゴツ!!ジリリリリリリリリリ!!

 ヒットだ!即座にドラグを締める!かなりの引きの強さで竿がガツンとしなる。脇にロッドエンドを挟んでファイト体制を取る。締めたドラグが鳴り止まない。伝わる力強さからシーバスであればかなりの大物であることは間違いない。ランカーサイズでもおかしくない。これは確実に取りたいところだ。

 リールを巻きたいが引きの強さで中々巻けない。これは魚を確認するのが楽しみた。突っ込みの強さもかなりある。今のドラグ設定だと瞬間の負荷に耐えられないかもしれない。少し緩めよう。

 スーン…

 ば”れ”た”

 まじかよ…ちくしょう…あと少しで顔ぐらいは見れたはずなのに。ルアーを回収するとフックは曲がっていなかった。ドラグ設定は問題なかったのだろう。掛かった場所が悪くて身切れでバレてしまった可能性が高い。こればかりはこちらではどうにもできない。ファイトで右手首が若干痛い。ダメージだけ残されたようだ。

 気を取り直し同じように投げて表層を探る。変わらず魚の反応はかなりある。シーバスにルアーを見つけてもらえるかが勝負だ。何度も同じ場所にルアーを通し続けているが魚は散らずに反応があり続ける。群れでいる魚はルアーがちょっと通過したぐらいでは散らないようだ。

 ヒット!!

 ドラグを締めフッキングを入れた瞬間に即エラ洗い!シーバス確定だ!よっしゃ!一回前より引きは強くなく難なく足元まで寄ってきた。まだまだ元気が有り余っているので足元でロッド操作をしながら体力を徐々に削る。

 無事にランディング。49cmの元気なフッコだ。だけれど困ったことにVJ-16は丸呑みされていた。無理やりルアーを取るとエラを破壊する可能性が高かったので、エラからペンチを入れて慎重にフックを外しエラからVJ-16を抜き取る。そしてルアーからスナップを外しラインだけ口から抜き取る。写真を取る前に水につけて蘇生をする。バシャバシャ元気だったので重要器官の損傷はま逃れたようだ。良かった。サイズ計測と記念写真を済ませて水に返す。またどこかで遊んでおくれ。

 丸呑みされただけあり、リーダーがズタボロだったので傷があるところを切り、結び直す。そして釣りを再開すると釣り場にある変化が起きていた。

 ゴミだらけじゃぁねぇか。

 正直釣りにならないレベルでゴミが浮いている。鶴見川は雨が降った日からあまり日が経っていないと大量のゴミが水面に浮いてしまう。潮の流れでゴミが流れてきてしまったようだ。投げれば必ずゴミを引き連れてくるレベルだ。だが流芯付近はまだ魚の反応がある。

 根比べである。ゴミが抜けてくれるまで、ルアーのゴミ取りをしながら魚を捜索する。もう一匹は狙えそうな状況だけにゴミの妨害がかなり応える。

 それから根気よく釣りをしてボラのスレか、シーバスかはわからないが3ヒットしたが全てバラしてしまった。魚の時合ではあったのだろう。辺りが完全に暗くなったところで魚の反応が極端に悪くなったので釣りを終了する。デイゲームは釣れないと言われているが、たまにはこんな日もある。何より明るい時間の釣りは気持ちが良い。

本日の記録

釣行場所

鶴見川下流

釣行時間

15:00〜19:00

中潮

釣れた魚

17:41 フッコ 49cm オープンエリア VJ-16 表層ただ巻き

2022年シーバス累計釣果:4匹

ロッド

DAIWA-LABRAX-86ML-7-35g-PE-0.6-1.5

リール

DAIWA-セルテート-4000-CXH-PE1.5-200m

ライン

エックスブレイド-アップグレード-X8-1-22lb-200m

リーダー

VARIVAS-SHOCK-READER-16LB-scaled

スナップ

がまかつ_音速ラウンドナップ-S-40lb

ルアー

COREMAN-VJ-16-90mm-16g-シルバーヘッド/マイワシ(ヒット)

Blue-Blue-Blooowin80S-80mm-8g-パープルウイニー

OREMAN-PB-20-パワーブレード-105mm-20g-シラスイワシシルバー

DAIWA-ミニエント-57mm-11.5g-マッシュベイト

Megabass-X-80-SW-80.5mm-10.5g-GG-RAINBOW

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