釣行記
いつもは下げ潮の時に釣りに行くが上げ潮の時に河川に釣りに行く。上げ潮の時は河川の流れが期待できない。小規模河川で河口に近ければ流れがあるかと思うが、鶴見川のような中規模河川だと上流から流れてくる淡水。海から流れてくる海水で流れがぶつかり流れが相殺される。
海水は段々と入り、潮位は上がるが流れがない。シーバスハンターは流れがないと釣れる気がしてこない。わかっていながらあえての上げ潮で釣り。流れが無いときでも釣れる魚はいる。今日はそんな魚を探して自身の釣りの腕レベルアップが目的だ。
夕マズメの時間に行く。空は若干明るい。潮がよくないので人はいないだろうと思っていたが、ここ最近で一番釣り人とすれ違う。なぜ?。今日はポイントの選択権はなさそうだ。
とりあえず何度か魚を上げている場所で釣りを開始する。ぱっと見オープンエリアだが流れについている事がある。
まずは空海120Slim(Fミノー)でしっかりアクションする巻速度で釣りを開始する。流れの状況を把握する目的もある。目視だと上流へ向かって流れがありそうには見える。
1投目ですべて理解する。”全く流れはない”。想定通りなのだが流れがないとテンションは下がる。数回投げてこれはだめだとルアーチェンジする。
”流れが緩いときは強制的に水を動かす”と反応が取れると聞く。ここは大きく水を動かすためにX-80 MAGUNUM(Sミノー)に変更してジャーキングで広範囲に探ることにする。
ジャッ!ジャッ!と水を切るようにジャーキングする。ジャーキングはベイトが追われている時の動きにそっくりなので個人的には魚の捕食スイッチを結構ONにしてくれるのではないかと思う。ジャーキングしていると「コン…」と小さい当たりのようの反応が出てきた。これはもしかしてもしかするかも。期待がこみ上げる。
ショートバイトからのヒット!!
一瞬引いたがすぐに力尽き魚の重さのみ感じるようになった。これはかなり小さいサイズだろう。水面付近まで巻き上げると”バシャバシャ!”と暴れるが予想通りかなり小さいサイズが見えたので足元まで巻いたところで抜き上げ。
しっかり口にフッキングしていたが、”なぜ食ってきた!”。貴様には大きすぎるルアーだ。ルアーの大きさは12cm。釣れたコノシロは約20cm。どう考えても胃袋に収まらないだろ。実際は食べるのが目的ではなく、威嚇アタック。同族かと思って寄ってきたら引っかかったとかだと思う。どんな魚であれ、釣れると釣り場に来た目的の半分達成される。嬉しい。
ベイトの存在もわかったので本命のシーバスの捜索を再開する。コノシロがヒットしたときと同様にジャーキングで広範囲に探りながら上流へ向かってラン&ガンで捜索する。
捜索中も「コン…」と小さい当たりが結構ある。かなりの数のコノシロが入ってきているのかもしれない。ボラも元気よく跳ねる。だがシーバスの存在は今のところ感じない。底に落ちているのか、流れがないからシーバスもやる気なく水の中を漂っているのか。
水の中を覗いてみれば答えがわかるのだろうが、水の中を想像しながらあれやこれや答えを探すのが釣りの醍醐味。ルアーの変更したり自分が思いつくやり方は試してみたがシーバスに出会えることはなかった。まだまだ想像力が足りないようだ。
本日の記録
釣行場所
鶴見川下流
釣行時間
19:00〜22:00
潮
小潮
釣れた魚
19:11 コノシロ 約20cm オープンエリア X-80 MAGUNUM ジャーキング
2022年シーバス累計釣果:3匹
ロッド
DAIWA-LABRAX-86ML-7-35g-PE-0.6-1.5
リール
DAIWA-セルテート-4000-CXH-PE1.5-200m
ライン
エックスブレイド-アップグレード-X8-1-22lb-200m
リーダー
VARIVAS-SHOCK-READER-16LB-scaled
スナップ
がまかつ_音速ラウンドナップ-S-40lb
ルアー
Megabass-X-80-MAGNUM-115mm-18g-GLXLAPIS-BLUE-GB
Megabass-空海SLIM120F-122mm-12g-GG-KIN-BORA
Megabass-X-80-SW-80.5mm-10.5g-GG-RAINBOW
SHIMANO-サイレントアサシン-80mm-10g-S-キョウリンPC
Megabass-X-80-SW-LBO-82mm-12g-GG-GHOST-LEMON
TACKLE-HOUSE-ROLLING-BAIT-77mm-15g-パールホワイトレッドベリー.