【シーバス釣行記】2022年05月02日。鶴見川下流。暖かくなり生命感は出てきてる。

釣行記

 釣りに行く前は釣り場の天気潮位を調べていきましょう。

 雨が多いなか久々の釣行である。今日もゲリラ豪雨のような雨が降っている。だが釣り行きたい欲が優勝する。私が釣りに行く時間であれば止んでいるだろう考え車を走らせる。現地へ着くと雨は小雨になりこれなら釣りができそうだと行った状態だ。

 「さっ!釣りすっぞ!」と意気込み準備を始めようとしたその瞬間。

 ピカッ!

 ゴ…ゴ…ゴロ…ロロロロロ…

 雷だ!光ってから音が聞こえるまで3秒ほどだったので雷が落ちた場所は音速から考えると約1km先だ。近い。雷が竿に落ちる可能性があるのでしばし鉄橋の下で待機することにする。ちくしょう。釣り欲と命は比べるまでもない。空には黒い雲があるのでやつがどこか行くまで待つことにしょう。

 しばらく待ったら風に流され黒い雲はどこかに行き安全が保証されたので釣りを再開する。久々の釣りなのでまずは軽く流れのヨレを探る。最近の鶴見川はびっくりするぐらい人がいることがあり、ポイントの選択権がないこともある。探れる場所を探る作戦で進むのが得策だ。

 当然だが反応なし。相変わらずの鶴見川だ。ちなみに本日はハクなどの稚魚を意識したルアー選択で8cmのシンキングミノーで比較的ブリブリ動くルアーで探っている。シーズン的にバチパターンだと思うが、鶴見川でバチはあまり確認できない。あまりいない餌は狙わないだろう。

 とことこと下流へ向かって歩く。今日はすれ違う釣り人が少ない。比較的ポイントを選択しやすい日みたいだ。嬉しい。GWなのでみんな旅行かな?

 次はそこそこ実績があるポイント。流れがあり常夜灯がある場所で壁際に魚がいることが多い場所だ。足音で魚を散らさないように慎重に探りを入れる。たまにドカドカ歩いている釣り人がいるが、チャンスを逃すので釣り場を歩く際は静かに歩いたほうが良いと思う。

 たまに”バシャッ”と水面から音がするので何かしらの魚は表層にいるみたいだ。冬の寒い時期と比べると生命感を感じられる。そろそろスズキも沢山入ってきてるのではないだろうか。

 壁際をトゥイッチで探った後にアップ、クロスとドリフトで探ってみたが反応はない。雨が降った日なのでゴミが沢山流れてきている。この場所はゴミが溜まりやすい場所なので移動することにする。

 更に下流へ向かって歩くと珍しく橋の下の明暗部が空いていた。あまり実績がある場所ではないが、魚がいそうな場所なのは間違いない。ありがたく探らせてもらおう。この場所は明暗部から少し離れた場所で魚がバシャバシャしていることも多い。だが釣れない。いつか攻略したいところだ。

 本日は明暗部を中心にドリフトで流し込んでダメなら少し歩きドリフトで流すポイントをずらしながら探る。8cmシンキングミノー、9cmシンキングペンシル、5cmバイブレーションとルアーを変更しながら探ったが反応はない。

 弱めのアクションではダメなのかもしれない。8cmシンキングミノーに変更して秘技ジャーキングで探りを入れる。暖かくなってきているしそろそろ元気なアクションに反応する魚が出てきても良いはずだ。すると。

 表層だけ流れが落ち着き水面が鏡にようになった。明暗部の方を見ると表層に間違いなく魚の波紋だと思われる動きがある。明暗部の明るい側をそうように泳いでいるふうに見える。何かを追いかけているのかもしれない。

 すぐさま魚がいるだろう箇所から3〜5m離れた場所にルアーを入れジャーキングする。流れの速度的に1キャストで10〜15回ほどジャーキングしたら有効範囲外になる。有効範囲を抜けたらすぐにルアーを回収する。無駄にルアーを見せない作戦だ。

 ズシン。

 魚来たァァァ!!

  良い引きだ!久々の魚なのでバラしたくない!ラインテンションを緩めないようにリールを巻く!バラさないぞ!バラさないぞ!

 スーン…

 ば”れ”た”。

 ラインテンションは緩めていないので、身切れだろう。掛かった場所が悪かったみたいだ。悔しい。引きの感じ的にシーバスであれば50〜60cmはあっただろう。

 気を取り直し同じように探りをいれる。だが鶴見川で経験上は明暗部でヒットさせた後にすぐに魚が掛かることはほぼない。だが明暗部に明るい側にはまだ魚だと思われる波紋がある。

 ズシン。

 魚来たァァァ!!

 これも良い引きだ!次はバラしたくないので2回ほど追い合わせする。ロッドが引きをかなり吸収するロッドなので効果が合ったかは定かではない。バラさないように慎重にファイトする。ドラグを魚の引きに合わせてジジジッと鳴るぐらい緩め魚の体力を徐々に奪う。

 水面をバシャバシャしながら段々と近づいてきた。これはもうシーバスだろう。後はタモ入れだけだ。そう思い慎重に手繰り寄せるとなにかおかしいことに気がつく。

 なんだか平べったくね?

 外道!

 釣れたのは46cmのクロダイだった。良い引きだった。平べったい分水をよく掴むのだろう。狙っていた魚とは違うが釣りは釣れてなんぼ。引きが楽しめたこともあり結構満足した私である。ジャーキングにクロダイが反応してくるとは驚きだ。

 クロダイがいる場所にシーバスはあまりいないという話もある。1回めにヒットした魚もクロダイだった可能性が高いだろう。今日の明暗部は彼らの場所だった。次はシーバスの日に明暗部が探れるとよいな。

 それから同じように探りを入れたが反応はなかった。水面も流れが出てザラザラした状態となる。流れが変わったみたいだ。少しの間だけ表面が鏡のようになった時がこの日の時合だったのだろう。

本日の記録

釣行場所

鶴見川下流

釣行時間

19:00~22:00

大潮

釣れた魚

20:59 クロダイ 46cm X-80 1秒間隔ジャーキング

2022年シーバス累計釣果:0匹

ロッド

DAIWA-LABRAX-86ML-7-35g-PE-0.6-1.5

リール

DAIWA-セルテート-4000-CXH-PE1.5-200m

ライン

エックスブレイド-アップグレード-X8-1-22lb-200m

リーダー

VARIVAS-SHOCK-READER-16LB-scaled

スナップ

がまかつ_音速ラウンドナップ-S-40lb

ルアー

Megabass-X-80-SW-80.5mm-10.5g-HOTSHAD(ヒット)

SHIMANO-サイレントアサシン-80mm-10g-S-キョウリンPC

DUO-Bay-RUF-MANIC-95mm-8g-青イソメ

DAIWA-ミニエント-57mm-11.5g-マッシュベイト

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