【シーバス釣行記】2022年03月05日。鶴見川下流。爆風。バチなんていなかった。

釣行記

 釣りに行く前は釣り場の天気潮位を調べていきましょう。

 久々の投稿である。釣りに行っていなかったわけではない。仕事が忙しくあまりいけなかった。行っても釣れなかった。何より”寒さに負けていたのだ”。手が寒すぎて色々と対策をしてみたのだけれど、自然の力には勝てず、撤退を繰り返していた。

 最近は暖かくなってきたので釣りに集中できそうだし、この日は潮が良さそうだったので釣りに行く。ポイントは鶴見川下流の”地形変化”で魚がついていそうな場所。ここ最近気になっていた。このポイントは”潮位が大きく”ないと釣りにならない。大潮。または大潮後の中潮で満潮を迎える前にポイントに入りたい。

 中々タイミングが合わなくて行けなかった。この日は休みだった事もありついに行くことができる。楽しみだ。

 ポイントに付くと予想通りの潮位。やる気が出てくる。オープンエリアの場所なので人はいないだろうと思っていたが!”着いた時には数名の釣り人が既に入っていた”。土曜日、夕まずめの時間だからだろうか?シーバス釣りをしている人で川の状態をよく見ていれば気になる場所ではあるが、今まで鶴見川は橋の下以外で釣りをしている人あまり見なかったので余裕で自分が釣りたい場所でできるだろうと思っていた。釣りたい場所に入れない可能性が出てきた。

 不安な気持ちで釣りをしたいポイントまでとことこ歩いていると、私が入りたかったポイントは空いていた。良かった。

 準備を済ませて釣りを開始。だが…

 爆風!

 風が強すぎる。一応今の季節は”バチパターン”での釣りだと思うが、これだけ風が強いと軽くて弱い波動が出せるルアーは全く使い物にならない。この季節のために軽いルアーを使うためのタックルを揃えたが残念だ。風に負けないように重くて弱い波動が出るルアーを使うしかない。

 こんな時は”シンキングペンシル”だ。風で水面も荒れているし、水面より少し下を引きながらアピールする。バチを意識して、細くて長くて弱い波動がでる物を使う。

 流れるバチっぽくルアーを流したいので、アップへキャストする。1周1秒程度でリールを巻く。流れを感じるのだ。

 だが流れはほぼない。満潮から干潮へ向かう時間になる前なので当たり前だが、今は川の流れと潮の流れがぶつかり相殺されているようだ。ポイント確保でルアーをなんとなく投げる時間。場を荒らさないように軽く投げながら鼻歌でも歌って流れを待つとしよう。

 こんな感じであたりも何もなく、”2時間が経過した”。相変わらず爆風だ。そろそろ風は収まってほしいところ。潮的にはそろそろ流れが出てくるが、下流なのでタイドグラフで表示されている時間とはタイムラグがある。

 河口へ向かって移動すれば流れが出ているだろうが、休日で人が多いので今日は粘るスタイルで戦う。今日はこの場所で満足行くまでルアーを投げる。普段はラン&ガンなのでたまには粘るスタイルも良いだろう。

 アップへ投げる。風が強いのでただ投げると無駄にラインが放出される。使っているルアーはシンキングペンシルなので無駄なラインが出ると巻取るまでに沈み過ぎてしまう。サミングで本来飛ばせるであろう距離より前でライン放出を止め、すぐにルアーにテンションが掛かるようにする。

 ルアーを動かすイメージはふわふわと水面を漂うバチ。冬に体力を消費したシーバスでも比較的簡単に食べられる餌を意識する。リールを巻く手と竿を握る手に最低限の力を掛け、なるべく自然の流れに逆らわないようにルアーを動かす。

 ヒット!!

 久々にシーバスの引きを楽しむ。流れの影響かそこそこ強い引きが竿に伝わる。

 久々なのでシーバスの引きを忘れて強く感じているだけかもしれない。バラさないようにドラグを微妙に調整しながら寄せる。

 今回リールは小型の物を利用しているので、いつもより足元に寄せるのに時間がかかった。サイズは40〜50cmぐらいだ。

 竿に感じている重さは抜き上げでも良さそうだが、フックが細いルアーなのでここは慎重にタモを使うことにする。

 足元と水面がほぼ一緒の状態なので、私が持っている伸縮タモだと、とてもタモ入れしにくい。なのであえて足元ではなく魚を1mほど沖へ離して伸縮タモでも扱いやすくする。

 魚の頭を水面に上げて慎重にタモへ寄せる。

 入った!一安心だ。リールのベールを起こしラインをフリーにする。

 タモの伸びた柄を収納しなが引き寄せようとしたその時。”タモの収納部分が身につけていたバッグに引っかかる”

 ショルダーベルトの部分に絶妙に引っかかり、中々取れない。「めんどいことになった。」そう感じて外そうとしていた際にタモの入り口部分が水面に一瞬浸かった刹那。

 バシャンッ!

 タモの中でエラ洗い。一撃で針が外れそのままリリースしてしまった。「あぁぁぁぁ…」

 流石野生動物。一瞬のチャンスは逃さないようだ。ちゃんと顔は拝めなかったが達者でな。

 気を取り直し釣りを再開したが、それからバイトのようなもの数回あったが、ヒットすることはなかった。潮位が下がり、今のポイントだと魚が釣れる可能性が低いので帰ることにしよう。久々に魚と遊ぶことができて楽しい日だった。

本日の記録

釣行場所

鶴見川下流

釣行時間

17:30~21:00

中潮

釣れた魚

19:20 ヒット マニック95mm ただ巻き

2022年シーバス累計釣果:0匹

ロッド

DAIWA-LABRAX-86ML-7-35g-PE-0.6-1.5

リール

SHIMANO_ヴァンキッシュ-2500-SHG-PE0.8-150m

ライン

エックスブレイド-0.8-16lb-150m

リーダー

VARIVAS-SHOCK-READER-16LB-scaled

スナップ

がまかつ_音速パワースナップ-S-60lb

ルアー

AEA-AREA10-EVO-100mm-11.5g-ブラックレッド

DUO-Bay-RUF-MANIC-95mm-8g-青イソメ(ヒット)

DUO-Bay-RUF-MANIC-115mm-16g-透けアカキンゼブラ

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