【シーバス釣行記】2021年12月30日。鶴見川河口。人間もじっと待つ。

釣行記

 釣りに行く前は釣り場の天気潮位を調べていきましょう。

 最近はタチウオを狙ったり、他の釣りをしていた私であるが、2021年の釣り納めをするのは”スズキ”狙いだろうと久々に鶴見川河口に立つ。秋が終わってから魚の反応がぱったりとなくなった鶴見川。寒いし潮も特に良い日ではないので人はいないだろうと思ったら、普通に釣り人が釣りをしていた。年末休みだしね。

 良いポイントはないかと歩きながら探すが、橋の下の明暗部は今のところ埋まっている。攻められる場所が限られる日のようだ。気になる場所を115mmシンキングミノーを使ってジャーキングで探りながら下流方面へラン&ガン。冬で活性が低いかもしれないが、やる気をあるやつを探すのだ。

 水面を観察していると。”ポツ”、”ポツ”と泡が立っている。小さい泡が水面いっぱいに発生している箇所があるので多分カタクチイワシの群れが入っているのだと思われる。ここ最近の横浜付近は様々な場所でカタクチイワシの群れが確認できる。イワシに着くシーバスを釣るのはイージーだと聞いたことがあるが、どの場所でもシーバスが積極的に捕食している姿は目撃していない。時合の問題かもしれないが鶴見川でもそこまで期待はできないだろう。

 とりあえず魚が居る可能性が高そうな場所を探ろうとは壁際を探っていると、”グンッ”っと竿がひっぱられる。「よっしゃ!」っとフッキングを入れると”スポン”と抜ける。「根掛かりか?」と思い同じコースにルアーを投げ、同じようにアクションを入れてみたが、バイトしたポイントで根掛かりはしなかった。魚の可能性は高いだろう。ちくしょう。トゥイッチで壁際を探っていたので、冬の魚では追いきれなかったのかもしれない。

 攻めながらどんどんと下流方面へ歩き、いつも引き返す橋が見えた。「人はいるかな~?」と目を凝らすと、下流側、上流側共に人がいた。鶴見川人気だな。

 「今日は諦めるしかないか。」と思ったが、オープンエリアでボトム付近が気になる場所があるので、15gのジグヘッドワームにルアーを変えてボトムを転がしながら来た道を帰る事にする。ルアーを投げてボトムを取ったら流れに任せてほぼ巻かずにルアーを流す。ルアーが河口へ流れ、自分が向いている方向から45度以内に入ったらルアーを回収する。回収が終わったら10~20歩ほど河口へ向かって歩く。

 冬はボトム付近に魚が付いているとシーバス釣りをしているプロの方が口を揃えて言っている。鶴見川も例外ではないだろう。鶴見川は流心付近は葉っぱや木の枝が沈み、引っかかる感じはあるが、根掛かりするまで行かない事が多いが、岸から10m以内は石や重いゴミが沈みがっつり根掛かりするのでボトムを探る時は気を付けなくてはならない。

 こんな感じでルアーを投げてはほぼ何もせず転がし、回収時が来たら早巻きで回収を繰り返していると、回収時に「ゴツ」と巻けなくなる。「根掛かりしたか。」リールを巻いてみると重いけど巻ける。「底に沈んだゴミでもひっかけたか?」リールを巻いていると…

 「ジッ…ジジジジジジジジ!」

 「魚だ!!」

 とてつもない引き!!エイか?鯉か?魚種はわからないが、ただ物ではない力がロッド、リールに伝わる! 

 「グググン!!」と魚が走る感じが竿に伝わる!鋭い突っ込みと重さから、パワーファイトするとラインブレイクの危険性があると判断し突っ込みがあってもラインブレイクしないようドラグを緩める。

 「ジジジジジジジジジジジ!!」

 想定通りだがもの凄い勢いでドラグが出される。岸まで距離があるので、まだ暴れさせても大丈夫だろう。水深が深い場所で体力を奪い岸まで寄せる作戦だ。

 しばらくファイトするが一向によってこない。エラ洗いも発生しないので、魚種は特定できずに「鯉か?エイか?」と頭の中を駆け巡る。もし”スズキだとしたらかなりのサイズ”なのは間違いない。

 10分ほどドラグを出しながらのファイトで体力を奪えてきたのか段々と岸によって来る。「もうそろそろ魚が見えるだろう」水面に目を凝らしてみると

 ”バカでかいスズキ”がかかっていた

 思わず「まじかよ。」と声が出てしまった。完全に独り言なので周りに人が居なくてよかった。だがここからが問題だ。あとはタモ入れだけなのだが、重くて魚を上手くコントロールできない。タモに入れたくてもタモの方向に頭を向けてくれない。頭をタモの方向に向けようとしても逆へ向かって泳ぐ力が強いのだ。

 タモを水面につけてから5分は格闘しただろうか。魚の重さ、ファイトの疲れで「ハァッ。ハァッ。」と呼吸が荒くなるり、冬の寒さに関係なく体温が上がる。「ここまで来てバラす訳にはいかない」とロッド操作、タモの操作に全神経を注ぐ。

 そうすると魚も観念したのかようやくタモに向かって頭を向けて泳いでくれた。「ここしかチャンスはない!」とタモを操作してようやくネットイン!!

 タモを寄せると凄い重さを感じる。間違いなく今まで釣ったスズキで一番でかい。すぐさまサイズを計りたいところだが、ファイト時間が掛かったので、まずは”蘇生を優先”する。タモとフィッシュグリップをつなげて水につけ、魚の蘇生をする。このサイズのスズキを死なせる訳にはいかない。

 しばらく水につけ魚の元気が戻って来たところで陸に上げサイズ計測を迅速に済ませる。

 86cmのスズキだ。ランカーと呼ばれるサイズのスズキだ。人生で初めて釣ったランカー。嬉しくて涙が出そうになった。むしろ半分出ていた。感極まるとはこのことだろう。大人になりありふれた日常に現れた非日常。言葉で表現するのは難しいが、ただ、ただ嬉しい。

 最高の釣り納めになった。ありがとう。

本日の記録

釣行場所

鶴見川河口

釣行時間

18:30~20:00

中潮

釣れた魚

1匹 19:38 86cn スズキ ジョルティ15g ボトムドリフト

2021年シーバス累計釣果:8匹

2021年釣行数:66回

ロッド

DAIWA-LABRAX-86ML-7-35g-PE-0.6-1.5

リール

DAIWA-セルテート-4000-CXH-PE1.5-200m

ライン

エックスブレイド アップグレード X8 #1 22lb 200m

リーダー

VARIVAS-SHOCK-READER-16LB-scaled

スナップ

DAIWA-D-Snap-Sサイズ-30lb

ルアー

Megabass-X-80-MAGNUM-115mm-18g-GLXLAPIS-BLUE-GB

Blue-Blue-JOLTY-4インチ-15g-グローホワイト/アカキン(ヒット)

2021年ロストルアー数:10個 

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