【シーバス釣行記】2021年7月16日河川下流。水深を考える。

釣行記

 ここ最近のキャストトラブルの原因を考えた。このままではルアーがいくらあっても足りない。なぜガイド絡みが多発するのかと調べていたら、どうやらロッドガイドにはPEライン対応というものが今はあるらしい。昔もあったのだろうが、中学生時代は道具が選べないのから知らなかったのだろう。今私が使っているロッドを確認したところ、言うまでもなくPEライン対応ではない。技術の不足もあるのだが道具を変えて改善されるのであれば今後の釣りでへんなストレスを感じる事はないだろう。

 私は釣具屋にいた。PEライン対応のシーバスロッドを物色していく。どれもよい値段だ。今後使うのであればそこそこの物を購入したほうのが良いのだろうが、1万円以上となると庶民の私は簡単手が出せるものではない。今までの釣り人生で1万円以上するロッドを購入した記憶もない。高い買いもなので慎重に…

 私はレジにいた。ロッド、リール、ライン、ルアーを購入していた。合計3万円の買い物だ。庶民とは何なのだろうか。今後長く使うと思ったら安い買い物だ。

 道具を買ったら釣りに行くしかない。私は河川下流に釣りに行く。道具の状態をよくみたいので、時間が明かるい時に釣行を開始した。新しくした道具たちの準備をする。ロッドを握ってまず驚いたのが軽さだ。購入したロッドは今まで使っていたものより長い96ftある物だ。なのに軽い。そこそこの値段の物を購入するだけこれだけ違いがあるとは思わなかった。

 準備が終わり釣りを始める。前回同様に仮説を立てて釣りをする。今回は水深を意識して釣りをすることにした。ラン&ガン!で横軸に対して捜索範囲を広げていたが攻める水深はそこまで意識していなかったのだ。昔釣をしていた時に一番気にしていたのが水深だ。あの頃は車など持っていなく機動力がなかったので同じ場所に留まり釣りをすることが多かった。その際に釣果に影響があったのが水深だ。

 同じ場所でも攻める水深を変えれば魚が釣れたりする。私の経験上シャローで釣れた事はほぼない。過去に釣りをしていた頃は港湾で釣りをしていたので水深がそこそこあったのも関係しているのだろう。河川は水深が浅いだろうと思っていたのでシャローばかり攻めていたが、河川の中でもルアーを通す水深で反応に違いがでるのは間違いないと考える。

 さらに下流から河口へ向かって移動しながら捜索する事にした。なんだか釣れる気がしてくる。あとは仮説が当たることを祈るのみ。シャローからボトムを探っていく事にするので、最初は90mmリップレスミノーを使う。新しいロッド、リール、ラインでキャストをする。ここ最近のライントラブルでキャッストがトラウマ気味だったが。「ヒュン!」軽く竿を振っただけだが今までの竿とは別物だと実感する。無理なくルアーが飛んでいく感じがするのだ。竿のしなりが前の竿と違いを感じる。前の竿はキャスト時に「う~…りゃっ!りゃりゃりゃりゃ~」のようなしなり方をした。キャストした後に竿さきの振れが結構あったのだ。今の竿は「う~…りゃっ!」のよなしなりをする。キャスト後に竿先の振れがほぼない。これだけで糸がガイドから出る際の余計な抵抗がなくなるだろう。やはり道具は大切だ。これでストレスがない釣りライフを満喫できる。

 リールの巻き心地は軽くなったと感じる程度で他は特に違いを感じない。巻き心地が軽いと巻き取り力がリールで大切な部分なので魚を釣らないとリールの違いは体感できないだろう。

 シャローを攻めていたが反応はない。次はミドルを攻めるために90mmにシンキングミノーを使う。このルアーは前日ロストした物と同じだ。使い心地が良かったので再度購入したのである。リールをスローで巻き魚の気配を捜索していく。1投、2投、3投とキャストを淡々と繰り返すが反応は何もない。

 それではとボトムを攻める。77mmのローリングベイトに変更する。ルアーの形状や重さで飛距離がでるので広範囲に捜索できるだろう。これでダメなら魚はいないと決めつけるしかない。河川でボトムを攻める時は河川の中央部と手前での形状の違いに気を付ける。河川の手前は中央部より一段あえて高くなっている場所が多々ある。私がいる河川もその形状だ。ルアーが手前に着たら竿を立て根掛かりしないように慎重にルアーを扱う。なんとかキャストを繰り返したその時。

 ココン!

 竿先をノックするような感覚があった!私は竿を振り合わせの動作をする!

 スー

 いつもの引きの強さに戻る。ボトムを攻めているとそこの地形に当たった時などに魚の反応に似ている竿の動きをすることがある。魚の期待を込めたいところだが、地形による感触の可能性が高いだろう。ボトムを攻める時は地形をよく理解しておかないと地形の感触で毎回「魚か!」とはしゃぐ事になる。私の知り合いはよく地形の感触を魚の当たりと騒いでいた。同じ場所に投げて同じ場所でだ。

 引き続き釣りをして似たような感触がいくつかあったので地形による最初に感じた感触は地形による感触で間違いないだろう。日が落ちてお腹も空いてきたところで本日もボウズであった。

本日の記録

釣行場所

河川下流

釣行時間

17:30~20:30

小潮

釣れた魚

0匹

ボウズ連続日数:6日

ロッド

DAIWA シーバスハンターX 96ft ML 7-35g PE#0.8-1.5

リール

DAIWA レグザ 4000 CXH PE#1 200m

ライン

エックスブレイド アップグレード X8 #1 22lb 200m

リーダー

VARIVAS:SHOCK LEADER 20LB

ルアー

DAIWA-ショアラインシャイナーZ-バーティス-R-98S-イワシ(生存)

ima Lipper 90(生存)

TACKLEHOUSE ローリングベイト RB77 レッドヘッド(生存)

2021年ロストルアー数:4個

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