こんにちは。まだまだ歩きたい時があります。ただのです。
はい。短いルートで登り早く山の頂上へついてしまった。早く着きすぎてなんだか物足りない。帰りに同じルートを歩くのは気分が乗らないな。そんな時はありませんか?私はあります。
前にヤビツ峠から大山まで登った時がそうでした。ヤビツ峠から大山までは登りだと1時間半ほどで頂上まで行く事ができます。早いルートを自分で選んでおきながらものたりなったのです。もう少し自然の中を歩きたかったのです。私は登山する時にマイカーで行けるところまで行くので、車を止めている場所の関係で山を下る際に自由に道が選べません。駐車場の場所まで帰らないと家に帰れなくなりますからね。なので登りと下りは同じ道を歩くことが殆どですが、大山は別ルートでヤビツ峠へ下る道があったのです。道が違うと帰りもわくわくしながら歩けます。これは行くしかありませんね。
登山ルート
大山から大山北尾根を歩いてヤビツ峠まではいくつかのポイントを通過します。距離も結構長いです。ルートは「大山⇒西沢ノ頭⇒地獄沢橋⇒ヤビツ峠登山道⇒ヤビツ峠」の順で歩きます。大山から地獄橋までは道が分かり辛い場所がありますので、スマホに「山と高原地図」をダウンロードしてこまめに確認することをお勧めします。
西沢ノ頭へ向かう
まず大山から大山北尾根へ向かうのですが、大山頂上からトイレの方へ行くと道があります。トイレの奥に建物があるのでそちらへ行きます。そのまま施設の奥へ進んでいくと画像のように脚立がある場所があります。最初通って良いのかわかりませんでしたが、地図を確認したところ脚立の先だったので、脚立を超え先に進みます。
特に整備されていない道
大山北尾根は特に道が整備されていないので、この道を歩く際はちゃんとした登山靴をはいたほうが良いです。前日の天気にもよりますが、私が歩いた時は道が結構ぬかるんでいて、滑りやすく、土に靴も埋まるような状態でした。靴は泥んこになります。大山までの道は整備がされていたのでスニーカーで問題ないと思いますが、こちらの道を行く際はお勧めしません。
レール沿いを歩く
大山から少し歩くとレールが見えてきます。このレールは山仕事をする方達が使うレールとなります。このレールが見えたらしばらくレール沿いを歩きます。とても分かりやすい目印です。特に整備がされていない登山道だと誰かが歩いた道を目印にしたりすることがありますが、人が歩いた道は人それぞれのルートがあり、一般的な登山道では歩かないルートにたどり着いてしまうこともあります。目印となるものは信用が高い物を選ぶ事が迷わないようにする歩き方だと考えます。
レールが交差する場所は左のレールを辿る
レールを辿ると画像のようにレールが交差している場所があります。辿って来たレール沿いをそのままたどると間違ったルートなので、注意が必要です。レールが交差する場所は左側から新たに来ているレール側へ行くのが正解の道となります。ここを超えた後はレール沿いをしばらく歩き、レール沿いを歩けなくなる場所まで行きます。そこからは歩く道をよく見て人が歩いた形跡の場所を歩きます。この辺りは難しいですが、道をよく見れば人が歩いた場所はわかるものです。道も細い道や、手を使った方が良い道を歩くことになりますので慎重に歩いていきます。
西沢ノ頭到着
とても分かりにくいですがちゃんと「西沢ノ頭」と書かれています。この看板よいですよね。とても山っぽいです。個人的な感想ですが、この看板は普通に見落とす可能性があるので、目印としては弱いです。大山北尾根は道が分かりにくいので地図をしっかり見ながら歩くことをお勧めします。
地獄沢橋へ向かう
西沢ノ頭を超えへ地獄沢橋へ向かいます。地獄沢橋は下りきった場所なので、ポイントとしては結構飛んでいますが、他にポイント的な場所がありません。画像はとても景色が良い場所があったので写真を撮った場所です。ここは「ミズヒノ頭」と呼ばれる場所かもしれません。辺りに看板などは特になかったので正確な事はわかりません。西沢ノ頭みたいな看板で見落としている可能性もあります。
鉄塔
鉄塔が見えたら歩く道はあっています。山の中にポツンとある鉄塔。なんだか良いですね。鉄塔の下は道が平なので少し鉄塔の下で休憩するのも良いです。鉄塔の下に行くとなんかパワーを貰える気がするのは私だけでしょうか?三角形の建物だからですかね。ピラミッドパワー的な。
県道への標識
鉄塔の後ろを歩いて少しした場所に標識があります。標識を見ると安心します。進む方は県道方面へ進みます。でかでかと県道と書かれているので間違う心配がありませんね。ここから先はところどころ道が整備されているので、道を見失う心配が少なくなります。
階段
県道の標識を超えると画像のように階段になっている場所があります。階段なら歩きやすと思いきや、傾斜が結構急なので気を付けて歩いた方がよいです。下りは登りより滑りやすいと私は感じるので、傾斜が急な場所は気を付けて歩くようにします。ストックがあったら使って重心を分散させると良いです。山を歩くようになってから歩く際の重心について考えて歩くようになりました。重心が一点に集中すると滑りやすくなると思うので足の裏全体でグリップするようなイメージで今は歩いています。自分で考え試行錯誤しながら自分のベストを探すのも山登りのだいご味だと思います。
沢山のみつまた
下っていくと画像のようにみつまたが沢山生えている場所があります。これが見えたら県道までもうすぐです。このみつまたの間を歩けるような道なのでなんだか癒されます。ここまでの道は歩ける場所を歩いていくので自然とたどり着けると思います。
下りきった標識
下りきると画像のような標識があります。雑な感じが良いですね。登山道をそこそこ歩いた人ならわかると思いますが、こういった標識の書き方の場所は人があまり歩かない道だったりします。良く人が歩く道は整備が結構されているので、標識もしっかりと作られています。人があまり歩かない道のが自然に溢れていて、道が面白いことが多いですがその分迷いやすいので注意が必要です。
地獄沢橋到着
県道に出て少し歩くと地獄沢橋に到着です。名前が凄いですね。ここから先いくつかの橋を超えるのですが、どの橋も名前がよいです。橋の名前に関連性がありそうなので考えてみると面白いです。この道は車でも通れるのですが、車だと橋の名前をゆっくり見たりしないので何とも思いませんが、歩くと橋の名前もゆっくり見れ、考えられたりするので面白いです。
ヤビツ峠へ向かう
県道に出て舗装路をヤビツ峠方面へ歩いていくと画像のように「青山荘」と「きまぐれ喫茶」があります。きまぐれ喫茶のネーミングがとても好きな私です。営業がきまぐれで行けたらラッキーな感じなのでしょうか?調べるとHPがありメニューはおいしそうでした。行ってみたいなと思いました。営業しているかどうかはブログに記載されているとの情報もあったので、行く際はHPやブログを確認してから向かった方がよいかと思います。ヤビツ峠へ行く登山道はきまぐれ喫茶の奥にあります。
荒れた道
ヤビツ峠へ行く登山道はとにかくあれています。多分水害で荒れたのだと思いますが、登山道とした整備されていた道がかなり壊れています。歩き難く道が分かりにくい場所が多々あるので、慎重に歩きます。道は青いテープ、赤いテープが目印としてところどころにあるので追いかけるようにします。途中でと登山道が完全に崩壊してロープが張ってありで登るような場所もあります。あと少しでヤビツ峠ですが、結構歩いて体力が奪われている際はこの道ではなく、県道を辿った方が良いかもしれません。青山荘の場所から舗装された道を歩いてもヤビツ峠まで帰ることができます。自身の体力と相談してどちらの道を歩くか選択することをお勧めします。
ヤビツ峠到着
荒れた道を歩くとヤビツ峠駐車場の奥の方まで行く事ができます。駐車場から直接行ける道だとは思いませんでした。この道は凄く荒れているので前日の天気が良くなかったときはあまり使わないほうが良いかと思います。
ただのポイント(5段階)
- 自然:★★★★☆
- 歩きやすさ:★★☆☆☆
- 体力:★★★☆☆