【登山】ヤビツ峠から登る大山。神奈川県厚木。登山道のバランスが良かった。【登り1時間半】

 こんにちは。さくっと登りたい。ただのです。

 はい。その日は天気があまり宜しくない予報でした。そんな日は山登りするのも慎重になりますね。雨が降ってもレインコートを羽織ればよいではないかとも思いますが、山はただでさえ道に気を付けなくてならないのに雨が降ればより一層気を付けることになります。ヒヤヒヤしながら山を登っても楽しくないと感じる私です。命を削る山登りよりも優しく自然と触れ合う山登りがしたいのです。

 そんな日だったので山登りは諦めようかと思ったら”晴れたんです”天気はお天道様の気分ですが晴れたのです。その日は諦めモードだったので起きた時間も遅く、既に10時を過ぎていました。山登りは遅くても10時には登り始めたいところです。今からどこかへ向かったとしても12時過ぎぐらいから登り始めることになります。日暮れを考え行くか悩ましいところですが、せっかく晴れたんだからと山登り行ってしまうんですよね。

 今回は早めに登れるところでルートを選定したところ、神奈川県厚木に位置する「大山」が該当しました。大山は標高1251.7mと低い山ですが、神奈川県の山ではかなり人気な山なのではないでしょうか。道によってはケーブルカーがあったり、売店があったりと自然と触れ合える観光地と言ってもい良いかもしれません。なので行くにあたり注意しなくてはならないのが混雑状況です。電車ではそこまで気にしなくて良いかもしれませんが、車だと駐車場に止められない可能性が出てきます。大山は色々なルートがあり、以前三峰山に登った時に訪れた清川村からも行く事ができます。今回は一番短い距離で登れそうだと思われる「ヤビツ峠」を開始地点として向かうことにします。

登山ルート

 今回歩くルート「ヤビツ峠⇒大山」は1時間ちょっとで行ける道となります。ちょこちょこ休憩したり景色見たりしていたので、登るだけならもう少し早く登れると思います。余裕をもって1時間半見れば問題ないルートだと思います。道は後程にも記載しますがまずヤビツ峠からの直通ルートが通行止めとなっています。迂回路があるので、心配はありません。私は最初通行止めすら知らなくて、到着して通行止めを見て若干焦ったのは内緒です。

駐車場

 ヤビツ峠の駐車場は峠に入り登っていけば道なりなので迷うことはありません。「ヤビツ峠売店」が目印になります。行くまでの道は細い道も多く車1台分しか通れない道もあったりするので、譲り合いの精神をもって慎重に行きましょう。駐車場は無料で25台分スペースがあるようです。トイレもあるので、ここでしっかり準備が整えられます。トイレは1回50円のチップがあるので入れるようにしましょう。詳しくは秦野市の観光HPで確認できます。

大山へ向かう

 ヤビツ峠から大山へ直通している道は通行止めなのでまず迂回路に向かいます。迂回路はヤビツ峠から来た道を2分ほど徒歩で戻ればあります。親切に標識に細かく記載されてるので見落とすことは少ないと思います。登山口を発見できると一安心です。

最初の分かれ道を左

 迂回路から少し歩くと最初の分かれ道があります。ここも丁寧に道安案内があります。左へ行けば大山の登山道となります。ここからは道なりに進めば大山まで行けるます。登山は分岐を間違えると大変なので分岐は慎重にあるきます。メジャーな登山道だと整備が行き届き間違えにくいので助かります。それでも私間違える事あるんですけどね←。最近はこまめに地図を確認して進んでいます。「山と高原地図」のスマホ版があるのですが、これが非常に便利です。地図は迷う前に使うのが鉄則ですが、スマホだとGPSで現在地が分かるのでより一層迷いにくくなります。

整備された道

 ヤビツ峠から大山までの道はかなり整備されている思います。登山道は場所によっては看板がボロボロでよく見えなかったり、整備された道が朽ちて逆に歩きにくくなっている場所が多々あります。今回の道はそのような道はなく不安なくあることができます。画像のように木製階段で整備されている場所、山や岩道の場所などもあり、登山を楽しめる良い道だと感じました。

滑りやすいので注意!

 安全を考えた注意看板があります。自分の目で地面を見て判断するのが登山道ですが、このように看板があると判断に迷わずに助かります。かなり親切な登山道です。それだけ大山へ行く人が多いのかもしれません。登山は知識不足で行くと迷ったり、滑落したりと実は危険が多かったりします。自然は美しくもあり危険でもあるのです。危険を避けるために道の判断がかなり重要な要素となります。知識不足の状態で行くと道の判断ができずに危険な状態になる可能性があるのです。私もまだまだ初心者なんですけどね。気を付けます。

ちょっとした鎖場

 途中で鎖がある場所があります。鎖がある場所は登り難く滑落の危険がある場所にあったりします。なので私も警戒しました。安心してください。ちょっと登り難いだけの道でした。本当に道が親切過ぎてちょっとびっくりしています。登山の険しさをちょっと体験できる道の扱いなのかもしれません。登山道は単調だと登る途中で嫌になり、険しすぎると危険で精神が削られますが、ヤビツ峠から大山の道はこのバランスが良く感じます。

木の板の道

 木の板で整備されている道もあります。これは塔ノ岳に行った時もありました。この道は私は歩幅が合わず歩き難かったりします。ただ道が明確なので迷うことなく進めます。この木の板の道があったら大山まではもう一息となります。頑張って歩きます。

鳥居が見えたら頂上目前

 鳥居が見えたらもう頂上目前です。大山は1251.7mあります。ヤビツ峠の時点で標高は700m以上ありますが、このような人工物を山に作るのはかなり大変だと思います。現地で材料調達するにも道具が必要ですしね。一体いつ作られたんですかね?気になるところだったので調べてみたのですが、正確な情報が出てこないんですよね。インターネット内に埋もれているのか、はたまたないのか。図書館に行けばあったりするのか?歴史研究家の探求心がちょっとわかった気がします。ちょっと調べた情報だと大山山頂の阿夫利神社本社は今(2021年)から2200年前からあったそうな。

頂上

 無事に頂上に到着です。頂上は阿夫利神社本社がメインなので頂上標識はひっそあります。頂上は神社も売店もトイレもありいたせりつくせりです。トレイは冬季は小しかできないので注意が必要です。休憩スペースもかなり用意されているのでハイシーズン以外は休憩スペースを利用できないなんてことはないかと思います。景色は東京方面が凄くよく見えます。空も奇麗に見えるのでなんだかとてもリラックスできます。神社効果もあるかもしれません。休憩スペースのベンチが微妙に高くて足ブラブラできます。もう30超えたおっさんがベンチに座って機嫌がよくなり足ブラブラしてたのは内緒の話です。

ただのポイント(5段階)

  • 登り易さ:★★★★☆
  • アクセス:★★☆☆☆(車必須のため)
  • 景色:★★★★☆

撮影した動画を編集しました。

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