【シーバス釣行記】2022年11月07日。鶴見川下流。待ってる奴はきっといる。

釣行記

 釣りに行く前は釣り場の天気潮位を調べていきましょう。

 前回釣れた時から潮回りの問題なのか魚の気配を感じられなかった私。まだ秋シーズンだと思うので時間がある時はなるべく釣り場にいたい。

 今日はオープンエリアで釣りをする。秋シーズンだからか私が釣りに行く日に橋の下の明暗部に釣り人がいない日を見ない。魚より人間のがいるかもしれない。そんな状態なので鶴見川にある明暗部に入ることは最初からあきらめ、オープンエリアで地形変化がある場所を狙うのが最近のスタイル。鶴見川のオープンエリアで他の釣り人とポイントが被ることはほぼないのでポイントは選び放題。

 プレッシャーが常に掛かっているポイントよりフレッシュな反応をしてくれる魚が多いはず。魚さえいれば。オープンエリアは水の動きや地形の変化に目を凝らして「怪しいな~」と感じる場所を探ることになる。釣りの経験が顕著にでる。私の「怪しいな~」は外れる。そう言う事だ。

 本日も懲りずに水面に目を凝らし「怪しいな~」を探す。トライ&エラーで精度を上げていくしかない。使うルアーは自分で作ったスネコンインスパイヤ1号だ。

 Blue Blueのスネコンを使ってみたいのだが、売ってるのを本当に見ない。ちくしょう。なのでスネコンをインスパイヤしてルアーを作った。ルアーを作るのは中学生以来で20年ぶりだが、案外体は覚えているもので難なく作ることができた。作る道具を揃えたお金で売っていればスネコンを10本は買えたことは内緒の話だ。

 ルアー作成の様子は動画に収めてみたので興味がある方は見ていただけると嬉しい。

 ルアーは狙っていたS字形アクションが再現できた。重量(約54g)があるのでリール、ロッドにルアーが左右に振れる感覚がプルン、プルンと伝わってくる。

 世に出ているシンキングペンシルは引き抵抗が少ないルアーが多く、水中で何をしているかは神経を集中させないと手元で感じることができない。何をしているのかがわかると水中の変化を感じやすい。重たいルアーのメリットなのかもしれない。デメリットはキャストするためにはロッドを選ぶのと疲労が溜まりやすい。

 釣りの話に戻る。いつも通りアップからダウンまで気になる場所にルアーを投げ込む。ロッドを上げながらなるべくシャローを引くことを意識して巻く。アップを探っていると「ドスッ」と何かに当たる感覚がある場所があることに気が付く。他のアップコースと同じ巻き速度で探っているので、その部分だけ盛り上がっているのだと考える。

 今いる場所はシャローエリアで駆け上がりを狙う釣りなのだが、駆け上がりの中でもこうした少しの変化がある場所が重要だと思う。重点的に探る。

 アップに投げる。ルアーの巻き速度は流れの中でも動きを感じる程度の巻き速度で巻く。

 ゴンッ

 強烈な当たりがロッドに伝わる。

 グググンッ!!

 ヒットだ!

 自作ルアーで半信半疑で釣りをしていた。ヒットするとは!

 かなり元気な魚で頻繁にエラ洗いを繰り返す

 足元まで寄せてこれたがまだまだ元気。タモを準備している間にいなしていたらフックが体の側面に移動していた。もうエラ洗いはさせたくないのでロッドを水中につけ抵抗を水面に向けて掛けるようして隙を伺いながらランディング

 69cmの綺麗なスズキさんだ。回遊してきたばかりなのかもしれない。秋らしいパワフルな引き。そして自作ルアーで釣れた喜び。今日はもう満足だ。蘇生をしっかりした後に水に返した。元気よく泳いでいった。またな。

 満足したと思ってもまだ釣れるかもと思う内は釣りをするのが釣り人だ。同じ場所で釣りを再開する。ベイト反応はまだまだあるので、まだスズキがいるかもしれない。1匹見つけたのであと3匹ぐらいいるだろ(願望)

 同じ場所で釣れることはなかった。ベイト反応はあるのでチャンスはまだありそう。だがここは思い切って場所を移動する。まだ駆け上がりについている魚がいるはずだ。シャローエリアなので潮位が下がると釣りができなくなるので、いそいそ移動。

 潮位はかなり下がり、水の底が見えるぐらいまでになった。そのおかげか流れで駆け上がりの場所が綺麗に潮目になっている。チャンスなのかもしれない。アップに投げて潮目に沿うようにルアーを流す。

 ゴンッ!

 強烈な当たりとともにヒット!

 グングン引いたと思ったら、バレた!と思うぐらいの速度でこっちに向かって泳いできた。私も負けじとリールをゴリゴリ巻く。

 勢いのままタモ入れしてやろうと思ったが元気で中々タモに入らない。私はタモ入れが苦手だった

 もたもたしていたらフックとネットが絡む。やってしもた。タモの角度を変えながらどうにかこうにか魚を網に入れる。

 67cmの綺麗なスズキさんだ。2匹目を釣れるとは嬉しい。今日は表層を意識していてルアーのアクションもはまっていたのだろう。あとこの潮回りで川に魚が入ってきているのかもしれない。今期の秋シーズン最後の良い潮回りかもしれないので、この潮回りはなるべく釣り場に立ちたいところだ。

本日の記録

釣行場所

鶴見川下流

釣行時間

17:00~20:00

大潮

釣れた魚

17:54 スズキ 69cm オープンエリア スネコンインスパイヤ1号 アップドリフト 

19:33 スズキ 67cm オープンエリア スネコンインスパイヤ1号 アップドリフト 

2022年シーバス累計釣果:11匹

ロッド

Megabass-空海-CK-810MHS-10-50g-PE-1.0-3.0

リール

DAIWA-セルテート-4000-CXH-PE1.5-200m

ライン

エックスブレイド-アップグレード-X8-1-22lb-200m

リーダー

ARIVAS-SHOCK-READER-20LB-scaled

スナップ

がまかつ_音速ラウンドナップ-M-60lb

ヒットルアー

自作-スネコンインスパイヤ1号-130mm-53.4g-ブルーブルー

年間ルアーロスト数:1個

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